2013
12/14
料金は何で構成されているか
朝から、待っている荷物が届かない。
 確かに、今日の午前中着指定で依頼している荷物だ。
でも、あまりイライラはしない。
 もちろん、早く手に入れる必要のある荷物だから、今日の午前指定で発注しているが、配送会社さんの指定をしなかったので、こういう誤差はある程度覚悟で発注してあるからだ。
発注先では、配送会社をいくつか使っている。
正確な配達で評判の会社Aと、安いが若干正確さを欠く会社B。
もちろん、会社Aを指定する場合は、¥300のオプション料金がかかる。
そして、今回は、オプション料金のかからない会社Bを選んだため、
 こういう結果になっているということだ。
これは、ちょっと極端な例だったかもしれない。
料金というのは、様々な条件の元に構成されている、ということを書くための
 プロローグとして使ったが、ちょっと強引だったかもしれない。(笑)
でも、近からず遠からず、こういう事だと、私は思っているのだけれども….。
カタログやパンフレットを作る時も、こういう視点で注意が必要だ。
カタログやパンフレットは、いわばオーダーメイド。
 抽象的なイメージから、具体的なイメージに具現化させる、
 極めてファジーな作業なのだから、とてもやっかいである。
自分の頭の中にあるものを表現させるのも難しいが、
 あまりこれといったイメージが無い場合も難しい。
プロに頼もう!と考えて頼んでみるが、なかなか思い通りにいかない。
 思い通りに作ってもらえないと感じているが、
 結局のところ、どういう風にしてほしいかもよく分からなくなる。
こういう堂々巡りに陥ってしまうのである。
少なくとも、イメージ通りに作ってもらえるかどうかの前に、
 一体、どんな作業をどれくらいの料金で依頼したのかを押さえておくだけでも
 製作工程がスッキリするだろう。
例えば、
①デザイン案は何案提示してもらえるのか?(いくらか)
 ②修正の回数は何回なのか?(いくらか)
 ③文章の編集や作成はしてもらえるのか?(いくらか?)
 ④イメージ画像はいれてもらえるのか?(いくらか?)
 ⑤画像の補正はしてもらえるのか?(いくらか?)
 ⑥イラストは描いてもらえるのか?(いくらか?)
 ⑦文字校正はしてくれのか?(いくらか?
さらに、多くのポイントはあるが、少なくても上記の7点は絶対確認しておく必要のあるポイントである。
カタログやパンフレット制作業者のやり方は様々で、必ずこういう作業が入っているとは限らない。
 さらに言えば、これらの価格設定もまちまちである。
発注してから、“こういうのも入ってると思った”というのは、実はスジが通らない場合が多く、結果、損をすることになってしまう場合が多い。
できるだけスムーズに、業者さんと良いパートナーシップを結び、
 よい作品ができるように、事前に押さえておきたいポイントは押さえておくことが大事なのだ。
本日、午前中指定で発注した荷物は、
 もうすぐ夕方になろうとしているのに、まだ届いていない。(笑)
ただ、オプションを設定しなかったのだから、
 後はひたすら待たなければならない。(笑)


